2025/09/16 (TUE)

経営学部の岡本紀明教授が「国際会計研究学会学会賞」を受賞

キーワード:研究活動

OBJECTIVE.

経営学部国際経営学科の岡本紀明教授の著書「Institutional Change and Performativity: The Impact of Globalization and Financialization on Accounting in Japan」(Palgrave Macmillan、2024年7月)が、2025年度「国際会計研究学会学会賞(著書の部)」を受賞しました。

国際会計研究学会は、国際会計の研究を推進することを目的としており、岡本教授の著書が研究の向上発展に大きく寄与するものと認められ、栄えある学会賞が授与されました。

著書「Institutional Change and Performativity: The Impact of Globalization and Financialization on Accounting in Japan」(Palgrave Macmillan、2024年7月)
本書では、学際的な視点から1990年代以降の我が国における会計制度の変遷を考究した。とりわけ「グローバル化」と「金融化」という社会的に容認された規範の遂行に着目し、一連の制度変化を精緻に再解釈しつつ、これらの規範に抗う動きを反遂行性の観点から捉え、会計制度のダイナミズムを描出した。


表彰式は、2025年8月30日(土)に開催された国際会計研究学会第42回研究大会の会員総会にて執り行われました。

コメント

世界的にも著名な出版社(Palgrave Macmillan社)から英語で単著を出版でき、それだけでも長年の夢が叶った気持ちでしたが、学会賞まで受賞することができ、大変光栄であり、有難く思っております。本書の土台は、本学の在外研究制度を利用して長期滞在したロンドン(在外研究先はロンドン?スクール?オブ?エコノミクス:LSE)で仕上げました。世界でもトップクラスの研究者が集う環境に1年間身を置けたことが、大きな刺激になりました。その点において、貴重な研究機会を与えて下さった経営学部の先生方ならびにリサーチイニシアティブセンターの関係者の方々に深く御礼申し上げます。

学会長の米山正樹教授(東京大学)より表彰状を授与される岡本紀明教授(右)

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