2018/06/21 (THU)

現代心理学部の川久保惇ポストドクトラルフェローが日本観光研究学会「論文奨励賞」を受賞

キーワード:研究活動

OBJECTIVE.

日本観光研究学会の第11回(2017年度)学会賞が発表され、現代心理学部ポストドクトラルフェロー(PD)の川久保惇さんが論文奨励賞を受賞しました。

日本観光研究学会会長らと(右から2番目が川久保さん)

日本観光研究学会では、毎年「論文奨励賞」「観光著作賞(学術)」「観光著作賞(一般)」の3つの学会賞を授与しています。

今回川久保さんが受賞した論文「メンタルヘルスの規定因と余暇による向上方略の検討」は、心の健康問題の増加が社会問題化する中で、個人のメンタルヘルス維持?向上の方略としての余暇の利用可能性を論じています。本論文が観光研究における将来性?発展性が顕著な研究論文として認められ、受賞に至りました。

川久保さんは、文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」に選定されている本学の研究事業『インクルーシブ?アカデミクス-生き物とこころの「健やかさと多様性」に関する包摂的研究』において、現代心理学部心理学科の小口孝司教授とともに観光を用いた日常的ストレスの低減やメンタルヘルスの向上に関する研究を行っています。

コメント

Comment

現代心理学部ポストドクトラルフェロー
川久保 惇さん

このたび日本観光研究学会より論文奨励賞を賜り、心より光栄に存じます。
受賞の対象となった論文は、心の健康問題の増加が社会問題化する中で、個人のメンタルヘルス維持?向上の方略としての余暇の利用可能性を論じたものです。メンタルヘルスを一定のレベルに維持するためには,医学的な治療だけではなく、現状のメンタルヘルスを更に向上させることが必要ではないかとの目的意識をもって執筆しました。

本論文を執筆するにあたり、研究データの収集に協力していただいた調査参加者の皆さまや、たくさんの有益なご助言をくださった先生方に改めて心より御礼申し上げます。今回の受賞を励みに、研究成果を社会に還元し、少しでも多くの方のお役に立てるよう、一層精進してまいりたいと思います。

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